■2012年05月05日(土)16:05
ふたけっと8お疲れ様でした〜。
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ふたけっとが無事に終わり。色々と勉強させていただいたなぁという一日でした。
それにしてもひどい雨の日でしたね。遠くから来られた方は大変だったでしょう。…近場だってあんな雨の中なかなか並ぼうという気にはなれませんよね。それなのに多くの人が来て下さって、自分のサークルのことも当然気がかりですが、ふたなり好きとしてはイベントの盛り上がりそのものも凄く気がかりなんですけど、盛況で良かったですね。とはいえ、少し例年と比べると若干人が少ないようで、売上にある程度影響が出ているサークルも居たようです。しかしそこは書店委託等で挽回していくことでしょう。
うちはというと、雨を考慮しても売れませんでしたね…。『爆死』という感じです。理由はいくつかありますが、絵や漫画の下手さ…も長期的な課題なので、ここでは敢えて考慮から外し、プロデユース的な視点から見て、前作の『でゅお!』がモノ足りず続編の求心力を生まなかった事と、前作より1年以上間を開けてしまい、しかもその間オフセットを一冊も描いてこなかった事、でしょうね。
つまりもう何割かの人にはサークルの存在を忘れてしまわれているという事でしょう。自業自得です。
あとは単純にふたけっとの売れ方を理解してないというのもあります。前回は初参加でしたが、新刊はコピーしか持ち込んでいませんし、今回のふたけが初新刊オフセなんですよね。一応コミケの2/3を想定した持ち込みだったんですが、多すぎましたね…。
ちなみに実際の売れゆきは、持ち込みに対して新刊が消化率59%。既刊は消化率15%でした。割合でいうと特に既刊が酷かったのですが、新刊も控えめのつもりで搬入して売り切るつもりでコレなので、実質同じ程度に相当酷いです。
ちなみに書店の方は今日時点で新刊消化率25%(推定)程度です。まぁ、初動でこれだと残るだろうなぁと。こっちも酷いことになりそうです。
はたで見て結構売れてるように感じた方もいるかも知れませんが、サークル運営で大事なのは目先の部数ではなく、持ち込み計画と実売をいかにずらさないかと、売上が前作よりも上向きであるかどうかです。例え1000部売れてようが半分以上余らせるようでは運営の才能がないし、将来性はないでしょう。逆に例え売った数が100でも、計画通り時間ピッタリ完売したら運営のセンスがいいという事です。
サークルというのは、決して絵描きの部分のみではなく、絵描き+運営力が半分づつ必要な活動です。どちらが欠けていても継続できません。数の予想と実売数をきっちり合わせ、少しづつ売りあげを上向きにする事…。趣味でやってるのに会社みたいなことを言うなぁと思う人もいるかも知れませんが、印刷代でお金が出ていく以上は、趣味だろうとなんだろうとこれは必須なんですよ。一度でも活動経験がある人なら分かると思いますけど、この辺のセンスが無いとすぐに軍資金は底をついて、活動が止まってしまいます。そういうものなのです。
そういう事なので…今回から、ちょっとやばいかなって感じです。でも、今は痛い目を見て当然なんでしょうね。休みすぎました…。猛省します。 | | |